飛鳥 黎子

2010年は、館長のゆくえの話題で持ち切りだったけど、それだけじゃないわよ。
たとえば、そもそも館長の居所へつながる最初のきっかけだった、あのカンダータ……
あの連中との交流だって行われたわ。

他にも、新しいセクタンフォームが選べるようになったりとか、
まあ、いろいろあったわけよ。
このページで、そのへんのことをまとめておくから、しっかり読みなさいよ!

2010年下半期のその他のニュース

■その後のカンダータ

『永久戦場・カンダータ』。
かつて、館長のロストレイルが不時着したことで、館長はその世界の食客となりました。人類の天敵たる機械生命体「マキーナ」との恒久的な闘争が続いているカンダータの人々は、館長から得た技術を利用してつくりあげた世界間移動列車「スレッドライナー」を用いて、インヤンガイに軍隊を送り込み、侵略行為をはたらいていました。

やがて、世界図書館とのトレインウォーへ至った経緯については、前号の館報号外をごらんください。

その後、カンダータ訪問団がカンダータ軍の責任者と会談を行い、ロストナンバーたちによる視察が行われることになりました。人類の生活圏の中心である「理想都市ノア」、そしてマキーナとの最前線への視察活動が行われ、以後、カンダータからの要請にもとづいて、有志のロストナンバーはかれらの戦いに手を貸すことになったのです。

実際に、幾度か、ロストナンバーが傭兵としてカンダータ軍の軍事行動に参加し、マキーナと戦うという活動が行われましたが、むろん一度や二度の作戦で戦況が大きく変わるはずもありません。また、世界図書館のロストナンバーとカンダータ軍の関係は、決して、完全に良好になったというわけでもないのです。過去の経緯からカンダータ軍を許していないものも少なくなく、カンダータ軍もまた、すべてがロストナンバーを信頼しているわけではありません。

今のところ、カンダータ軍のミラー大佐は、ロストナンバーへの協力要請を続ける意向のようですが、その真意もまた明らかではなく、今後、世界図書館がカンダータにどのようにかかわっていくかは未知数だと言えるでしょう。そしてそれは、ひとりひとりのロストナンバーの行動によって、左右されていくものなのです。

■セクタンロボットフォームが登場!

セクタンに新フォーム、ロボットフォームが登場しました。ロボットフォームは、機械類の操作方法を直感的に察知する能力を持つため、文明レベルの高い世界での冒険に役立ちます。

セクタンをフォームチェンジさせるためには世界図書館が配布する「ナレッジディスク」が必要です。ナレッジディスクは世界図書館が今まで蓄えた情報や知識から開発されますので、ロボットフォームの登場はこれまでのロストナンバーたちの冒険旅行の成果だと言えるでしょう。機械のようなその外見から、ロボットフォームのナレッジディスクには、カンダータとのかかわりの深まりが影響しているのではないかという説もあるようです。

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螺旋特急ロストレイル

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