クリエイター近江(wrbx5113)
管理番号1154-18423 オファー日2012-07-07(土) 06:27

オファーPC シーアールシー ゼロ(czzf6499)ツーリスト 女 8歳 まどろむこと
ゲストPC1 神(ctsp6598) ツーリスト その他 20歳 理想の化身、至高の存在
ゲストPC2 NAD(cuyz3704) ツーリスト その他 20歳 食い倒れ

<ノベル>

 月刊ターミナル
 !スペシャル企画!
 「世界群を超えた神と神との生対談!」
                      インタビュアー:シド=ビスターク


 ---こんにちはー! インタビュアーのシドちゃんです。今日も皆さん、元気そうですね!
 ゼロ(以下、ゼ):シドさんはそんなことゆわないのです。
 エウダイモニク(以下、神):おっと、失敗失敗。じゃあ、こうしよう。

 ---よう、今回の月刊ターミナルはもともと自分の世界で神様だったやつらの対談企画だ。
 ゼ:えっと、そんな感じなのです。
 神:じゃ、この調子でいこうか。はっはっはっ、シド君も影が薄いね。
 NAD(以下、N):《質問していいかな? そこに誰かいるの?》
 ゼ:シドさんがいるという体でお送りしているのですー。
 N:《生物の感情は感知できないね。よくわからないな。この世界のイキモノは理解に苦しむよ》
 神:あ、俺が万能性能でここにはいないシド君を超強力な魔法でいるのと同じようにしているから。
 ゼ:つまり、神さんが声色を変えてシドさんの台詞を口にしているだけなのです。こういう時は現実を指摘しないのが大人の行動だとゼロは聞いたことがあるのです。
 神:はっはっはっ、幸あれ幸あれ。それで今回は月刊ターミナルという雑誌の記事を収録するわけなんだが。そもそも、神って何だろうか?
 ゼ:月刊ターミナルというものを見たことがないのですー。
 N:《見るって何ですか?》
 神:ターミナルの書店で販売してるんだ。さっき決めた。
 ゼ:そうなのですか、それはすごいのです。
 神:書店に足を運んでこの雑誌を手にとってくれた人のためにも小粋な感じで神トークを繰り広げていこうと思う。
 N:《足を運んでって何ですか? 手にとって? トーク?》
 ゼ:NADさんから疑問符がたっぷりなのですー。
 神:彼は概念存在だから、見る聞く触る蠢くなんかの肉体依存の感覚がよくわからないらしいよ。ま、それはおいおい話そう。


 ---さて、雑誌だとわからねぇから。そうだな、今、どんな所で対談してるかの説明からはじめるか。
 ゼ:ゼロはカフェの椅子に座っているのですー。
 神:その前で紅茶飲んでるよ。
 ゼ:……と、言う声が聞こえるのですが、ゼロにはどこからか声が聞こえてくるだけで、どこにいるのかさっぱりなのです。
 N:《私はいつも通りです》
 ゼ:……と、言う意思はわかるのですが、ゼロには声も聞こえないので、やっぱりどこにいるのかさっぱりなのです。
 神:うむ、神らしい。脳裏に直接語りかけるのは神っぽい。
 ゼ:そうなのです?
 神:そしてインタビュアーはシド君だ。『こんにちはシドです』ほら、シド君だ。
 N:《さっきのコワイロとか言うものが新しい存在を作っているのかな? 君たち二人の他に『意思』らしいものは感じませんが》
 ゼ:神さんがやたら低音ボイスで二役やっているだけなのです。ゼロには見えないのでそんな声がどこからともなく聞こえてくるだけなのです。さっきウェイターのシオンさんに一人でおしゃべりしてるんですか? と言われたのですー。
 神:しーっ!しーっ! 文字に起こされたらどうするんだ。黙ってればわからない。ほら、対談、対談。


 ---じゃあ、まず。神って何をするんだ?
 神:そうだなー、世界を創ったり滅ぼしたり?
 ゼ:マッチポンプなのです。
 N:《私は神じゃないから分からないね》
 神:はい、そこ。いきなり企画壊すようなこと言わない!
 ゼ:ゼロも神様ではないけど、朱い月に行くと神様と言ってもらえるのですー。だから、神はもふもふするものなのですー。
 神:造物主って言うと少し違うけどそもそも世界を創ったのも導いたのも自分だからね。それで製作物が思い通りに動かないと哀しくなるよ。そうしたら導いたり、手に余ったら滅ぼしたり。そうだね、自分の心に沿ったものを残すか、一度全部リセットするか悩んでいる時。「あ、自分って神なんだ」って思うのはそういうときかな。
 N:《ゲーム?》
 神:こらこら、それをいうと一生懸命生きてる生物達に失礼じゃないか(笑)
 ゼ:NADさんは何をするのです?
 N:《私は食事するだけかな》
 ゼ:ゼロも食べるのは大好きなのですー。それなら、この謎団子を食べるがいいのです。
 N:《失礼、君たちとは食事の概念が違うようだ。私の捕食対象は感情なんだよ》
 神:感情? あー、信仰ね。わかるわかる。信仰だけあれば他に何もいらないって思うよね。くー、この時のために神やってる! 的な!
 N:《信仰? 知らない概念だね》
 ゼ:感情なのです? どんな味がするのです?
 N:《美味しいですよ。でも料理をして味付けしないとあまり美味しくない事が多いです。たまに多くの感情が渦巻いてぶつかりあっていると料理の必要もなくオイシイ食事ができて嬉しいですね》
 ゼ:ではこの雑誌を読んでいる人の中にもNADさんのごはんになる人がいるかも知れないのですー。
 N:《そうかも知れないね。わかりあえるといいな。私と他の方々と共通する概念は思考だけなんだ》
 神:例えばどんな食事をしたとかいう話題はどうかな? 僕は山のようなお供え物をニワトリが二回鳴くまでの間に平らげることも、数百年ほど飲まず食わずもやったよ。
 ゼ:ゼロも食べなくても問題ないのです。
 N:《食事をせずにいられる自分は考えられないですね。そうだな……、統合宇宙連盟の首脳の自制心を取っ払ったら、汎銀河戦争起きてしまってね。しばらく食事に事欠かなかったんだけど、やがてエスカレートしてしまってね。食事ができなくなったよ。それが覚醒したきっかけの一つでもあるんだ》
 ゼ:宇宙を飛び回ったのです?
 N:《私は距離とか場所とかの概念は理解できていないんだ。どう伝えればいいかも分からない》
 神:要するに、真っ暗な世界に生きていて『光』が見えるんだ。その光を吸収すると心地良くなる。それを彼は『食事』と呼んでいるわけだな。感情は強ければ強いほど光は大きいし、心地良さというか満足度も大きい。このあたりは俺が神だから理解できるけど言葉にして生命に伝えるのは難しいな」
 N:《私にはその言葉が適切かどうかも理解できないけど概念の通訳は助かるよ》


 ---神の仕事というと天地創造と破壊と相場が決まっているがそんなもんなのか?
 ゼ:神さん、いきなり声を変えるとびっくりするのです。
 神:いやいや、今のはシド君の発言にしておいて。
 N:《よくわからないけどわかった》
 神:そうだな、もし自分の世界が創れたらどうするか、それを壊すならどうするか、と言うテーマにしてみよう。
 N:《食事が永遠にできるところがいいね。そんなところを壊す理由は思いつかない》
 ゼ:アルカディア、それはつっこみが無くボケが積み重なった空中ボケ楼閣が無限に聳える素晴らしい世界。その創造に成功した神は無いと聞くのです。
 神:まあ、作っても仕方ないし。
 ゼ:そんなことはないのです。ボケとは言わばエネルギーを溜めた爆弾なのです。つっこみはそれを爆発へと導く発火点。ボケにボケを重ねて、つっこみをいれることで笑いの爆発がおきるのです。ボケを重ねれば重ねるほどつっこみが炸裂した時のエネルギーは大きいのですが、しかしボケを重ねるほどに発火させることは難しく、またボケは積めば積むほどに自らの重みでジェンガのように崩れやすくなってしまうのです。しかし、ゼロはぜひ無限の高みを目指して欲しいと思うのです。
 N:《それ、美味しいですか?》
 ゼ:オイシイのです。
 N:《それは楽しみです》
 神:はっはっはっ、汝ら罪なし。
 ゼ:では神さんはどんな世界がいいのです?
 神:マイブームはやっぱり完全放置かな。とりあえず、世界を創って、とりあえずほっとくの。そしたら勝手に進化して勝手に俺の存在をなんとなーく理解しはじめるんだよね。もちろん、偶像崇拝してたり、そいつらそっくりな姿で描かれたりするんだけど、それはそれで神である俺のことを崇めてくれてるのかなーってほっこりするね。そういう俺の作った世界が俺の手を離れそうなんだけど、やっぱり俺の手のひらの上だったりしてそれを悟った瞬間にたまらなく全能気分を味わえるかな。
 N:《その世界で知的生物同士が戦争を始めたらぜひ招待してください》
 神:君にとってはディナーにあたるのかな? はっはっはっ、いいとも。作ってみよう、ハレルヤ。ハレルヤ。はい、できた。後はどこかの星に知的生物が蔓延るのを待つだけだ。二万年くらいしたらロストレイルで探してみよう。
 N:《それは楽しみです》
 神:で、滅ぼす時だけど……そうだな、ちょっと哀しいけどけじめはつけないといけないからね。俺は超自然の力で滅ぼすことが多いかな。魔法と言ってしまえば他の世界群にもあるから、同じような力に見えるけどそんなこと気にしてたら全能の存在なんてやってられないし。
 N:《食事をしていると自制が効かなくなります。そうなったら気付いたら星ひとつ滅んでいる事が多いですね》
 神:とは言え、そろそろ滅ぼさないとなーって義務に感じたら俺の中では神失格。義務なんて神に相応しくないからね。自分の中のリズムにさえ縛られないで生きていたいよ。
 ゼ:ちなみにゼロは作ったり滅ぼしたりはできないのです。ゼロのお仕事は日々まどろんだり夢見たりと激務につぐ激務で、1日が永劫あっても足りない仕事ぶりの神級な超働き者なのです。
 N:《それはすごい》
 神:NAD君につっこみを求めてはいけないね。
 ゼ:何故、つっこむ必要があるのです? ゼロが働き者なのは事実なのです。
 神:寝るのに忙しいのか。
 ゼ:眠るのとまどろむのは絶対的に違うのです。同じように見えるかも知れないのですが、同じというとハバネロシロップをかけたかき氷くらい違和感があるのです。
 神:いつか君の彫像ができるかも知れないね。眠り……おっと、まどろみ姫かなんかのタイトルで。
 ゼ:もうなったのですー。彫像になってまどろむと幸せとか退屈とかの声が聞こえてくるのでまどろみにくいのです。
 N:《まどろ……?》
 神:はっはっはっ、まどろむも眠るもNAD君にはない概念だな。じゃ、そろそろ次の話題に移ろうか。


 ---次のテーマは、……そうだな。みんなが神たる所以である能力を教えてくれ
 N:《神ではないです》
 ゼ:それをいうと元も子もないのですー。
 神:なんていうか、チート性って言うのが一番しっくりくるんじゃないかな。子供が言うよね、無敵バリア、とか無敵バリアを壊せるビームとか、無敵バリアを壊せるビームも止められる超電磁スーパーシールドとか、無敵バリアを(中略)スーパーシールドを壊せる稲妻キックー! とか。俺の中ではこれ全部やったけど(笑)
 ゼ:子供のケンカなのです?
 神:はっはっはっ、子供の発想力は普通のいきものより神に近くて自由だよ。なんていうか「あ、こういうことやれたらいいな」とか「こういう風にできたらいいのに」って思ったら、後はそうなれって思ってたら自然にできちゃうのが俺という神なんだ。例えば概念存在のNAD君を知覚することくらい朝飯前だ。
 N:《私の存在を『理解』できるだけで、珍しいですよ》
 神:善哉善哉。そういう性能のない自分っていうのはちょっと想像できないよね。どこまで行っても万能なんだーって思えるし。
 ゼ:なんでもできるけど、想像できなくて、それでも万能なのです?
 神:おっとぉ、イタい所を突かれちゃったな。うん、俺はね、万能で何でもできるけど、じゃあ俺は俺に壊せない盾を作ることができるか? っていう問題があるんだよね。結論をいうとできるんだけど、それって「『俺に壊せない盾』は作れない」か「俺は、自分の造った盾が壊せない」のどっちかがウソってことになるだろ?」
 ゼ:おお、たしかに問題なのですー。
 神:ちょこっと難しいから説明は省略しちゃうけど、要するに俺はチートなんでなんでもできちゃうっていうのが能力なんだ。だから、できない、って事ができないんだな。だから俺に壊せない盾は作れるよね。で、その盾を壊すこともできるんだけど、それはやっぱり後からその気になった時次第っていうのかな。さっきの子供のケンカ話で例えちゃうけれど「無敵バリア」も「無敵バリアを壊せるビーム」も「無敵バリアを壊せるビームも止められる超電磁スーパーシールド」も作れるんだけど、「無敵バリアを壊せるビーム」っていうのはやっぱり無敵バリアがないと作れないわけ。そこらへんに限界があるといえばあるし、その限界を超えようと思えば超えられたり……どうかな、考えたことないや。でも、考えてみたらできると思うよ。俺、チートだし」
 ゼ:難しいけど珍しくて面白そうなお話なのですー。
 神:ちょっと限界超えてみたいかな、って思ったら世界群の壁を越えて覚醒したんだ。今はこの世界で何しようかわくわくしてるよ。
 ゼ:ゼロはそういう万能感はないので羨ましいのです。ゼロの持ち芸は大きくならないことくらいなのです。
 N:《大きく、ですか?》
 ゼ:ゼロは大きくなるものなのです。公にはゼロの特殊能力は大きくなることだとなっているのですが、実はゼロは大きくならないという特技を使っているのです。
 N:《???》
 神:はっはっはっ、NAD君には難しかったかな。NAD君にわかるように通訳すると……。

 ぴー。

 ががが。

 がぴー。
 きゅぴーん

 神:と、いうことだ。雑誌読者には優しくないけれど、NAD君には細かいニュアンスを伝えたからもう大丈夫。
 N:《なるほど、理解しました。凄い特技なのですね》
 ゼ:なんだかよくわからないけど褒めてもらえて嬉しいのですー。
 N:《私の能力は……、自分でもよく分かっていません。美味しそうなものがあるからそこにいって食事する。料理をする必要があれば料理をする。それだけですから》
 ゼ:NADさんはお料理がお得意なのです?
 N:《そうですね、私が物理的に皆さんに干渉できるのは意思疎通、いわゆるテレパシーだけですから、テレパシーで料理をします》
 神:説明しておくと、彼の食事は精神活動を行っている生命体の感情だ。狂気や恐怖や、まぁそういう感情ほど美味ということになっているんだ。
 ゼ:なんだか、食べ物の好みがホラーなのですー。
 N:《言葉の概念はよくわかりませんが、通訳がいると便利ですね》
 神:だから彼の言う料理というのは普通に生きている生命体にテレパスで負の感情を与え続けて発狂させるとか、それに近いことをするという意味だな。
 ゼ:残酷なのですー。
 N:《貴方達の食事や料理とは違うのですか?》
 神:俺は神だから生贄でもお供え物でも。だから、その時に俺を信仰してる生物の嗜好次第かなー。
 ゼ:ゼロは食事の必要はないのです。
 N:《参考にならないようですね》
 神:じゃあ、シド君は何食べた?
 シド(神):昼飯はハンバーガーとオレンジジュースだな。
 神:それはどう料理するものなのかな?
 シド(神):どうって……、パンを焼いて、ハンバーグとレタスをちぎって挟むんだろ。ジュースはオレンジ絞るだけだ。
 N:《貴方達の概念にあてはめると、とても野蛮で残酷なことに聞こえるね》
 ゼ:そうなのです? ゼロには神さんが左右を向きながら一人で喋っているように見えるのです。専門用語で上下切って噺をしているのです。
 神:はっはっはっ、解説しよう。小麦粉という生命体の死骸を原型を留めなくなるまですり潰してさらに高温で焼く。同様に牛の死体の一部をぐちゃぐちゃにしてこね回し、生まれる前の生命である卵を殺して死体と混ぜて、これも焼く。それにレタスという生命体の死体の一部をちぎって重ねる。これを重ねたものがハンバーグだ。オレンジジュースはオレンジという生命体から内臓を潰して液体を搾り出したもの。
 N:《やはり野蛮ではないですか?》
 ゼ:言い方の問題なのです?
 神:生命のあり方の問題だよ。雑誌を読んでいる諸君のために捕捉しておこう。生命のほとんどは他の生命の恩恵を受けることで生きているんだ。これを原罪というサディスティックな神もいるが、俺はそこらへんは寛容だから食べ物に感謝の気持ちを持っていれば汝ら罪なし! おいしく食べるんだ!


 ---じゃあ出身世界と比べて、ターミナルで気になったことはあるか?
 ゼ:ゼロはターミナルが基準なのでよくわからないのです。壱番世界やインガンガイは猫が喋らないし、人間ばかりが多くて奇妙な世界なのです。
 N:《ここに私という肉体が存在しているわけではありませんが、たまに私を感知してくる存在がいますね。テレパスでのコミュニケーションが一方通行になりがちです》
 神:強いて言えばイプシロン系世界の41番目あたりにできた文明に似てるかな。あ、俺が作った世界だから勝手に名前つけてるけど。
 ゼ:そこは猫さんが喋るのです? 金の目でなくても喋るのです?
 神:え、猫って話すの。……ああ、そうか、ターミナルだと話すんだっけ。うん、猫が言葉を話したよ。テキトーに進化種がいっぱいいる世界を作ったら、猫かそれに近い生き物が出る確率が7%くらいで、その7%のうちの1、2割くらいかな。猫みたいな生き物が話すのは。
 N:《話す?》
 神:NAD君風にいえば空気の振動を介して意思疎通を行う猫という存在がいたってこと、で、いいかな?
 ゼ:ふむー、難しいのです。それに神さんの世界も奇妙なのです。
 N:《貴方達の概念は難しいね》
 ゼ:よくわからないのできっとNADさんも怪異の仲間さんなのです。名を奪うのですー。
 N:《名を……?》
 ゼ:さあ、名前を書くがいいのです。
 N:《書くって何ですか?》
 神:はっはっは、難しいね。


 ---最後に、これからやりたいことがあれば言ってくれ。
 ゼ:桜が散らないうちにお花見がしたいのです。
 神:あ、ごんめー! これ、収録は四月だけど記事になるの九月なんだ。
 ゼ:随分とラグがあるようなのです。
 神:はっはっはっ、大人とか神の事情ってやつだから勘弁してくれ。
 N:《知らない世界の、まだ食べたことのない生命体の感情を食べたいですね》
 ゼ:ゼロの中で、NADさんが食いしん坊キャラになっていくのです。
 N:《否定はしませんよ》
 ゼ:これからも皆さんと仲良くしたいのです。
 神:あ、でも、この後、わりとシリアスになるんだけど、時を駆けるエウダイモニクちゃんになるのはやめておこう。
 ゼ:エウダイモニク?
 神:あ、俺の名前ね。エウダイモニくんと呼んでくれていいよ。
 ゼ:エウダイモニくんさんなのですー。
 N:《よろしければお二人の感情を料理したいのですが》
 神:あ、食べる? 神の感情を食べなよ!
 N:《ありがとうございます。それでは味見させていただきます》
 ゼ:ゼロは遠慮しておくのですー。




 神:ふぎゃーーーー!!!!!!!!

クリエイターコメント雑誌対談企画ー!!!

……ええと、ノベルぢゃないですよ!? いいんですか!? いいんですね!? WRは近江ですよ、やりますよ!?
ノベルにしたらどうしようか、じゃなくて「ああ、こういう変わり種面白いよね」とか思ったが最後ですよ!?
いいのかい、ホイホイオファーしちまって。近江は論文だって平気でやらかすWRなんだぜ。

…と、いうことで、月刊ターミナルの九月号、原稿起こしができたのでお届けします。
雑誌記事内でもつっこまれていますが、収録四月で掲載九月です。ゴメンナサイ。
きっと雑誌編集の都合です。


ええと、神キャラというとやっぱり万能性があるものなのですが、
今回はいわゆる神様は神さんで、後は概念存在のNAD様とよくわからないエターナルミステリアスな存在のゼロ様でお送りしています。
なお、本文では少ししか触れていませんが、
神様とNAD様は共に色々な意味で普通の存在ではないため、
対談場所に使った喫茶店の店員からはゼロ様が一人で喋っているように見えている気がします。
(もっとも神様はいわゆる神様なのでその気になれば肉体つきでご降臨できるのでしょうが)

…と、いう戯言はさておき。

大変にお待たせして申し訳ありませんでした。
最後の最後までなんとかノベルにするか、ガチで雑誌対談にするか悩みました。
結果、こうなりました。
少しでもお楽しみいただけましたら幸いです(ぺこり)

公開日時2012-09-12(水) 22:10

 

このライターへメールを送る

 

ページトップへ

螺旋特急ロストレイル

ユーザーログイン

これまでのあらすじ

初めての方はこちらから

ゲームマニュアル